◆機械工学科MF 七機会 クラス会報告 (平成22年1月18・19日)

 毎年一月に、三宮界隈で新年宴会とクラス会をかねて開いてきましたが、昨年は卒業後五十年目になり、一泊二日で 沖縄に行きました。 今年は近場の温泉で一泊する提案が多く、二十名が参加して、一月十八日有馬温泉に一泊、翌日母校を訪問しま した。
   我がクラスの卒業生は38名で、鬼籍に入ったもの4人、不明2名、加療中5名で戦争・戦後の食糧難によるものか、  亡くなられた方、加療中の合計が9人で23%にもなることもあり、テーマを病気と予防として、体験者より話してもら いました。その後近況の報告、席を変えて二次会が始まり、政局・基地の移設・日本の製造業の将来等、深夜一時 半ごろまで続きました。
 翌朝は風呂に入り、朝食後全員で記念写真を撮り、一応解散しました。

 母校機械科訪問の十二名は、阪急電車で阪急六甲へ。  母校まではハイキング気分で歩き、11時頃母校に着きました。 先ず百年記念館に行き、神戸大学百年の歩みと展望をまとめた百年史・写真・各学部の沿革等の展示品を見ました。
 昼食を取り、歴代の退官教授の写真が展示されている機械科の会議室に移動。木下教授、 鳴滝教授、中西教授、速水 教授、川井教授、米持教授、赤川教授の写真を見て、当時の事が鮮明に浮かびました。
 引き続き工学研究科機械工学専攻の冨山教授、細川准教授より、特色のある機械科にするため、クリエーティブな学生 を育てるための教育理念、目標、各講座の紹介、履修体系等の説明があり、各所に工夫が織り込まれていることを痛感しました。
 その後、実習工場・講義教室・設計室・研究実験室を案内していただき、後輩が上手に説明してくれ、質疑にも適切な表現で回答し てくれ、頼もしく思いました。見学後、色んな質問が出て、教育現場の最前線の空気に触れた感じでした。ただ、御影・姫路で 受講した一般教養科目が少なくなり、専門教育は充実したことはわかりましたが、年齢と共に、マネージメントが多くなるため、 一般教養も広く、浅く必要では、と感じました。冨山教授、細川准教授、諸先生方に感謝します。
 今年の三月で、卒業後丸五十年となり、昔を懐かしく想う年令になり、孫が中高校生のお爺ちゃんになっています。 今回の母校訪問は、心温まる応対を受け、学生さんから元気をもらったこともあり、参加者から良い計画であった、と 感謝されました。我々世代のクラス幹事様 是非共母校を訪問する計画を立てられますことをご提案いたします。
 学内には桜の樹が多く植わっており、桜の頃がベストと思いますが、春秋も結構と思います。

◆参加者
  【後列左より】           奥田    福永   柏木
  【中列左より】 竹増 清瀬 八瀬 桑名 丸山 奥戸 澤田 高瀬 渡辺 苗村
  【前列左より】    宮本  赤司  足立  橋本 大江  保田  越生

(MF 竹増・清瀬)