◆MH卒業50周年記念クラス会報告 (平成23年10月11・12日)

 MHの恒例のクラス会は毎年10月中旬に有馬温泉で開催しているが、今年は卒業50周年記 念ということで、 いつもより多数の参加を期待していたが、常連の仲間7人が怪我や急用や体調不良などの理由で欠席となり、やや少な目の人数、 15人が集まった。その中には北海道から岩元君・関東から嘉納君の参加してくれたことは有難い限りであった。
 会場は恒例となった「楓荘」という同期の大平益弘君が取り仕切っている保養所で何かと気安い場所である。 宴会の3時間位前に は殆どの仲間がやって来て、ゆかたに着替えて近くの温泉に入り、ゆっくりと日頃の疲れを癒す。 温泉から「楓荘」に戻ってくる と早速ビールを飲みながらの近況放談や若い頃の思い出話で賑やかな時間を過ごす。
         {後列} 大平 平井 真島 氷川 永島
         [中列] 小澤 菅原 岩元 松本 嘉納
         [前列] 池淵 東   林原 玉中 池田
午後6時から宴会がスタート。 今回は節目の50周年ということで、 大平シェフが、やや季節外れにも拘らず、高級食材「鱧」 を仕入れてきてくれて鱧鍋がメイン料理である。 鱧は「骨切り」に高度な技術が要求され「1寸(約3センチ)につき26筋」の包丁 の刃を入れて一人前の職人と言われている。さすがの大平シェフも「骨切り」だけは専門家に頼んだとのこと。
 幹事による乾杯の発声で、宴会が始まる。「鱧鍋」の前に前菜として「ヒラメと鯛の薄づくり」が出る。これが芸術品のように美 しい大皿盛りで、ひらめか鯛かの区別は薄い皮の部分をよく見て判断する。 味も最高に旨い。
 次の鱧鍋はシェフご自慢のスープに鱧の切り身とごぼうを主体と する各種野菜を煮込み、山椒を振り掛けて頂くが、鱧とごぼうと 山椒の三つの醸し出す味が抜群で、京都祇園にも負けない美味しさである。
 アルコールも進み、宴たけなわになった頃合いを見計らって「腕自慢の披露」が始まる。 今回は初出演の菅原君がオカリナを4 年間習っているという、その腕前を聞かせてもらった。 曲目は「津軽平野」「コンドルは飛んでいく」「お前に」「瀬戸の花嫁」 そして最後に18番の「見上げてごらん夜の星を」をやったが相当なもの。 所で、オカリナという楽器は陶器製で値段は2〜3万 円から20〜30万円と幅があるとのこと。 菅原君の次は林原君。 彼はアルトサックス、テナーサックスをこの2年間、皆さん に披露したが、この2つの楽器は卒業し、このところトランペット教室に通っているということで、その演奏があった。 曲目は 「夜霧よ、今夜もありがとう」「奥飛騨慕情」「北の宿から」「いい日旅立ち」などの熱演があり、拍手喝采で腕自慢大会は、やや 脱線するところも若干あったが無事終了した。
 最後に名物の「ちらし寿司」を頂くのだが、それまでに相当量飲んだり食ったりしているのに、これが美味しく頂けるのが不思議 なくらいだ。
 その内に誰が言い出したか「カラオケ」が始まる。 のど自慢は多い。「マイクを離さない症候群」は約5名、それでも、殆ど全 員が何か1曲は歌った。 11時頃から「翌日のゴルフ組」や「早出組」がボツボツと寝室へ向かうが、半数くらいは12時ころま で歌ったり、だべったりと賑やかにやっていた。
 翌朝は7時の朝食後「ゴルフ組」が出発した後、自由解散となった。 なお、ゴルフはダンロップGCで行い
10人が参加し、ダブ ルペリア戦の結果、大平君がグロス86(40+46)で優勝し、大平シェフはみんなから大いに祝福を受けた。                                     (クラス会幹事:東謙介)