第3回「機械技術者生活を語る座談会」(報告)

座談会部会長:常次正和

 昨年に続き、第3回「機械技術者生活を語る座談会」を2017年10月7日に神戸大学工学部本館多目的会議室で開催しました。
 経験豊かな機械技術者生活の一端を語っていただく話題提供者として、今回は、M㉑島津登志成様、M㉑玉屋登様、の2名の方にお願いをしました。
 また、若い機械技術者(学生)からの参加者を募るにあたり、大学側のご協力をいただいた結果、5研究室から修士1年生6名、学部4年生4名、さらに、『レスキューロボットコンテスト』あるいは『全日本学生フォーミュラ』への参加を通じてエンジニア力の研鑚に努めている「レスキューロボットチーム」から2名、「フォーミュラチーム」から2名の学部2年生も加わり、合計14名の学生の方々に参加頂きました。
 このほか、特別会員1名、機械クラブ役員3名、一般会員2名の方にも参加いただき、座談会部会実行委員参加者11名を合わせて総勢31名で開催しました(添付の参加者名簿および集合写真をご参照ください)。

 座談会の第1部では、2名の話題提供者の方に、それぞれ下記のテーマについてお話していただきました。
(1)M㉑島津登志成様 :「日本の電力を支える電気機械と温暖化防止への課題」
(2)M㉑玉屋登様 :「原子力発電システムと機械技術の経験」
 続く第2部では、学生14名が7名づつの2班に分かれ、それぞれの班において話題提供者1名を囲む形式のフリー討議を行いました。
 第2部終了後、参加者相互の親睦を更に深める為に、親睦会を工学振興会館で催しました。

「アンケート結果」
 今回の企画内容や運営方法を始めとする座談会全般に対するご意見・ご感想を、学生および機械クラブ会員の参加者の皆様からアンケートを通じて聞かせていただきました。(回収件数17件)
 『将来を考える上で参考になったか?』とか『学生生活を送る上で参考になったか?』、『座談会に参加して良かったか?』等の問いかけに対して、概ね、満足が約60%、やや満足が20〜40%でした。
 また、興味深かった話、聞きたかった話として、@会社での生活、Aトラブル対応、Bエンジニアとしての苦労話、C当時の学生生活等との声も寄せられていました。
 極めつけは、このような座談会を「ぜひ続けるのがいい」との回答が、回答16件中15件だったことです。(未回答が1件ありました。)力強い励ましの声を頂いたものと意気に思い、いただいた貴重なご意見に対して、今後、関係者で協議・検討の上、次回座談会をより良くするために、反映していきたいと思っております。

 最後になりましたが、ご多忙中にもかかわらず、本座談会にご出席頂きました学生の皆様、話題提供を快くお引き受け下さいましたM㉑島津登志成様、M㉑玉屋登様、機械クラブ会員の皆様、機械クラブ役員の皆様、そして各種役割・作業を分担頂いた座談会部会の皆様、親睦会でお世話になったKTC事務局の皆様に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
(終)

添付:参加者名簿、および集合写真
   ・開催日時:2017年(平成29年) 10月7日 (土) 午後1時00分〜午後5時00分
   ・開催場所:神戸大学工学部本館2階 多目的会議室(大会議室)

出席者(順不同、敬称略)

《写真をクリックすると別画面で拡大写真が表示されます》
後列立席(左から)MN堀、M㊱浅野、M(53)伊藤、PE井宮、MM酒井、M㉑谷口、田中専攻長、M㉚白瀬、MP八十川
前列椅子席(左から)丹村、武下、村瀬、第十、合田、鈴木、那須、崎原、MH玉中、MQ平田、MO冨田、M㉑玉屋、M㉑島津、
MG坂口、MR山岡、MP常次、山田、大前、吉田、三宅、峰、杉山
(座談会部会)