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◆平成23年度機械クラブ総会懇親会 会長挨拶

 卒業・修了生の皆さん 本日はおめでとうございます。 同窓会として、今年も多くの新入会員をお迎えできることをうれしく思います。
 皆さんは4月から新しい人生のスタートを切られるわけですが、しっかりとした将来目標を設定し、それに向かって 邁進して頂きたい、と思います。
   “日本国際賞”を受賞された佐川真人さんのことを知っていますか? 佐川さんは神戸大学電気工学科ご出身ですが、 当初から電気材料(磁性材料)に興味を持たれていたようで、その道一筋に進まれ、ついにネオジム磁石を開発され、 今回の賞を得られた、と伺っております。 佐川さんは飛び抜けた例でしょうが、皆さんも社会に出られたら「この分 野では誰にも負けない」というものを何か身につけるよう努力されるべきである、と思います。 私は会社の若手に対 し、「会社の枠を外されても自立できるような力を身につけるように」とよく言ったものです。
 ただ、これまでとは環境が大きく変わりますので、心身の健康、特に“心の健康”にはくれぐれも注意して頂きたい、 と思います。

 皆さんは当面新しい環境への対応に追われ、なかなか同窓会のことまで考える余裕はないと思いますが、ご存じのよ うに機械クラブでは活動状況をホームページや、メール配信でお知らせしておりますので、時にこれらを見られ、興味 が湧けば、ぜひ行事に顔を出して頂きたい、と思います。 若い人たちにも同窓会活動に参加してもらうことが機械ク ラブの目標のひとつであり、皆さんの参加を大歓迎致しますので。
   なお、入り口で「機械クラブの活動の概要紹介とお願い」という文書と振込用紙を配らせて頂きましたが、これは同 じようなものを年に2回会員にお配りしているものです。 機械クラブの活動は会員による年会費に支えられておりま すので、内容に目を通され、協力下さるようお願い致します。

 あまり長い挨拶はよくありませんのでこれ位にしたい、と思います。 本日は先輩方も多数参加されておりますので, 時間の許す限りご歓談ください。 よろしくお願い致します。