2022年9月4日  
令和4年度 機械クラブ『機械工学先進研究』講演会(ご案内)
 
機械クラブ会長 玉屋 登  
総務部会長 谷 民雄  


 
平素は機械クラブの活動にご理解・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 例年は六甲祭に合わせて開催している講演会ですが、今年はホームカミングデイに合わせて『機械工学先進研究』講演を下記にて開催することといたしました。
 ご多忙中とは存じますが、万障繰り合わせの上ご出席をお願いいたします。
 講演会は原則オンライン面談での開催ですが、当日のご都合で参加できないメンバーのために、ズーム会議を準備いただきました。メールアドレスは下記の通りです。
https://kobe-u-ac-jp.zoom.us/j/87907344779?pwd=d0FHWTl1NEQ5NVZza2ovRGZSUHNPZz09

ついては、出欠のお返事を10月15日(土)までに氏名 ・卒業回(年)を添えて
E-mailで 谷総務部会長 ktcm@ktcm-kobe.com 宛てにお申込み下さい。
(アドレスクリックでメールソフトが起動します)
ご都合が合わずご欠席の場合にも必ずお返事をいただきますようお願いいたします。
 
 なお、学生フォーミュラ並びにレスキューロボットの展示を12時30分から行っております。
講演前のひと時をお楽しみください。
 講演開催後、工学部企画のビデオ上映『廣田精一校長と電気自動車(110分)』と『工学部の歴史と現状(10分)』が工学部本館C3-302で行われますので、ビデオを鑑賞される方は、講演開始前に工学部企画の受付(13:00〜)をお願いいたします。
= 記 =
 開催日時:令和4年10月29日(土)13:10 ? 13:50
 開催場所:工学部本館 5W-301(対面開催)
 司  会:白瀬 敬一 教授
  講師:菅野 公二 教授
講演題目:「光ナノテクノロジーが実現する高感度センシング技術」
講演要旨:
   安全・安心な高付加価値社会を実現するためには、環境や周囲状況、からだの情報を手軽に取得できるセンシング技術が重要です。本講演では、光ナノテクノロジーが発現する特異的な特性を応用した次世代センシング技術について紹介します。金で作られるナノ構造を制御することで光と構造、物質を強く相互作用させ、特定波長領域の光を強く吸収することができます。この性質を利用した超高感度バイオセンシングおよび光センシング技術を紹介します。前者は、DNAなど生体分子を超高感度1分子計測する表面増強ラマン分光を用いたバイオセンシング技術です。今後、がんなど病気のなりやすさを診断可能なDNAメチル化塩基計測によって病気への不安がない安心な社会を目指しています。後者は、赤外分光分析センシング技術です。ナノ構造制御によって所望の光波長帯を吸収するセンサによって、低コスト・小型・高感度な分光分析を実現します。例えば、小売店や一般消費者でもスマートフォンと連携して食品の腐敗状態を調べる、内視鏡検査でがん細胞を見分けるなど、安全・安心な暮らしを担保する技術構築を目指しています。

ホームカミングデイ当日のプログラム(at工学部)
 
工学部企画
  
13:00受付
13:30広報委員長 挨拶
13:40ビデオ上映「工学部の歴史と現状」(10分)
13:55ビデオ上映「廣田精一校長と電気自動車」(110分)
15:50ビデオ上映「工学部の歴史と現状」(10分)
16:00終了
機械工学科企画
12:30学生フォーミュラ並びにレスキューロボットの展示
13:10『機械工学先進研究』講演会
(40分)
13:50終了