◆機械工学科M@クラス会(平成23年11月16日)
平成23年度機械工学科一回生(通称KTCM@)同窓会が、11月16日にホテル阪急インターナショナルの
美濃吉竹茂楼で開かれた。 出席者は僅か9名であった。 八十路に昨年踏み入れた我々にとって、ご存命中の山本先
生と赤川先生は超ご高齢であり、同窓生も33名中11名が他界し、出席できない者は殆ど病気療養中の現状では致し方
のないことかも知れない。 それでも、今年度、訃報が無かったことは喜んでよいだろう。
話題が病気の体験談から始まるのは通例のことであるが、今回は、各人の趣味に花を咲かせた。 中でも、話題の
最後に、石坂君が描いた仏画を全員に配り、その描き方や精神の持ち方について説明したのが印象的だった。 仏画
は写仏といって写経と同じく文字に相当する下絵を上に載せた半紙に筆でなぞって描くのであるが、彼の場合は与え
られた下絵を使うのではなくて、自ら下絵をコンパスや定規などを使って仏像を描き、それを原図として写仏するの
である。 まさに、コンピュータやPPC複写機が無かった我々の時代の製図方式の経験が活かされてくる。 異なるの
は、烏口でなくて筆でなぞるのであるが、その際、震えずにある程度の長さを一気に描き、次の線を継ぎ目が判らぬ
ように繋いでいくのがコツだそうだ。 これは相当の経験を必要とすることだろう。 彼が言うには、描いている最
中は無念無想の境地に入っていくそうである。 ここに、配布された彼の仏画を載せておく。
なお、KTCM@同窓会のホームページはここを
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左より 藤尾、尾川、中西、梶原、石坂、吉田、西田、中田、山村の諸君
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(M@ 山村 裕) |
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