◆機械工学科MDクラス会-豪気会-(平成23年10月19日)

 昭和32年卒業以来毎年欠かさずやってきたクラス会(豪気会)を関西で2年やった後、今年は10月19日 に東京で開催しました。 昨年10月神戸・東天閣での会(幹事・山登君)が終わった直後から、東京神五会(経・営・法・工・理・ 文・教のD回生の同期会)の機械科の常連岡村、後藤、馬淵、浅川の4人で度々打ち合わせをした結果、「東京スカイツリー」を 目玉にして浅草観音参詣をしてから、近くでどこか良い会場を見つけて会食をしようということになりました。
            【写 真】
              (前列左より) 岡村、浅川、山登、田中
              (後列左より) 馬淵、後藤、山口、滝沢、菊本、上原
 日帰りが前提の上、メンバーの中に足が悪くて早く歩けない人がいるのでスカイツリーの観光ルートと浅草観音まわりのコース 選定に知恵をしぼりました。 会場探しは浅草で5〜6ヶ所リサーチしたがどうもパッとしなかったのですが、最後に雷門横の「 三定」 (サンサダ)という天保8年開業(174年前)の老舗天ぷら店にとびこみました。 店内を案内してくれた大変美しい女性が (Mさん)関西弁なまりだったので、岡村君が聞いたところ、大阪出身で、しかもご子息がなんと神戸大学経営学部卒とのことで 一同びっくりしました。 Mさんのご子息は社会人でお孫さんもおられるようですが、いろいろ話がはずんで、勿論当日の会場は 「三定」に即決定しました。
 会場は決まりましたが、観光ルートのほうが上述の足の遅い人に合わせなければならないので、結局三回ばかり各種候補ルート 別に、実際に時間を実測しながらシミュレートしました。 馬淵君が遅く歩く人の役を買って出て、小生が時間を記録する係りにな り、若い頃勤務していた紡績工場でウオッチ片手に稼動分析をしていた頃を思い出し懐かしい気がしました。 その苦労も実り、東 京駅「銀の鈴」をスタートしてスカイツリーを観光後、浅草観音を参詣して「三定」到着まで約二時間半におさめる目途を得ました。
 クラス会当日は予定どおり正午に関西勢を含む計10名が「銀の鈴」に集まり、JRで御徒町に行き、ここで降りて松阪屋百貨店 前から都営バスで「十間橋」へ向かいました。 ここでは橋の上から川面に映る東京スカイツリーを見るのが絶景で観光名所になっ ていますが当日も良い眺めでした。 その後ここから川沿いの業平橋まで歩いてスカイツリー真下から眺めたかったのですが、時間 上割愛しました。 全員昔習った構造力学で、その最高技術を結集した建物を直近から見られなかったのはちょっと残念でした。 タ クシーで浅草に移動し、仲見世通り見物、浅草観音参詣後、予約の二時半に「三定」に入りました。
 宴たけなわの時、Mさんが挨拶に来られ大変盛り上がりました。 この度は母校のご縁にも纏わる楽しい集まりになりよい思い出 行事になりました。                             (浅川浩義 MD)