MI卒業55年記念同窓会  (平成29年5月22日〜23日)
 今年2017年は我々MI生が卒業して55年になる。これを記念に5月22日「しあわせの村」にて5年ぶり同窓会を開催した。
 現在在籍者42名であるが、卒業55年となると車椅子生活で歩行にも難渋する人、闘病中の人、老々介護で参加出来ない人、外泊はちょっとという人なども増えてきているのが現状である。その中、九州、東京からの参加を得て、出席者は 総計18名であった。
 KTCや機械クラブ活動の情況・会費納入のお願い、ホームカミングデイの説明を竹内君から、寺井君から機械クラブ理事会の報告や新しい4学期制(クオーター制)、英語での授業(英語の授業ではない)など母校の国際化へ向けての新しい情況の説明があった。
 宇田君から我々の同窓会の翌日にポートピアホテルで行われる全学部(経済・経営・法科・文学・教育・工学・理学だけでなく、我々の卒業後に神戸大学に統合された農学部(旧兵庫農大)、海事科学部(旧神戸商船大学)も合せて)の1962年卒の同窓生の卒業記念同窓会の情況(参加予定者 約二百余名、「京」コンピューター見学など)の紹介があった。
旧交を温め、絆を深める中、我々MI回生の入学時(西代学舎於いて)の写真の提示があった。59年前の若かりし自分、友との遭遇に息をのむハプニングで、写真に写った髪のボリューム、体つきなどに幻惑され自分自身がどれか、これはいったい誰なのか、面影を今も残っている人、中には様変わりありで一時は紛糾。写真の見る時間の経過とともに、だんだんと、なんとなく昔の面影が見えてきたが、判別出来たのは7〜8割。
 日本の高度成長を推進させる使命を持つ事を運命つけられた若者の「面」を見、一方現状ほぼ八〇歳の自分を自覚し、その間の活動・実績を振り返る機会にもなった。これからの「生き様」を考える契機になったかもしれない。
 各位の現状報告を通じて、変貌の激しいこの時期(社会情勢、各自および家族の健康など)、それぞれ誇りを持って、元気に生きていくことを誓い合った次第。
(MI 尾本 一毅)

 
(後列左から) 尾本、木多、竹内、吉田、三木 福山、小田(博)
(中列左から) 田中、印藤、寺井、大部、魚住、清水
(前列左から) 宇田、小田(陽)、森下、梶井、萩原