MGアラ喜寿同窓会(平成26年4月8日)での寮歌斉唱
 日本画の巨匠・竹内栖鳳の晩年の住まい兼アトリエを活用した「ザ・ソウドウ・東山・京都」のパーティ室「ヤサカ」で、アラ喜寿同窓会を開きました。
 その時みんなで斉唱した寮歌です。
音楽を聴くにはプラグインが必要です。

あゝ白陵の春の宵
惜春の譜の流れ来て
寮の灯びおののけば
さびれを慕ふ
   男の子等が
若き血潮のおどるかな

潔きをさとす白鷺城
月光斜に照り添いて
高き理想に燃ゆる時
情熱の子等は
   乱舞する
享楽の心ゆくままに

血に鳴く杜鵑一過して
残人の月の影さびし
懐郷の歌口ずさむ
集いし男の子の
   胸の中
三年の契りいや深し

夕さりくれば六寮の
窓はに近くしのによる
神秘の闇の深くして
永劫とけぬ春愁は
涙のゆめさそふなり

永遠に栄ある白寮の
まことを求むる
   はらからが
まどひの夢のうつりゆく
杳靄香る丘の日は
散りくる花にくるるなり