第2回「機械技術者生活を語る座談会」(報告)

座談会部会長:常次正和
実行委員長  :永島忠男
 昨年の第1回に続き、第2回「機械技術者生活を語る座談会」(副題:70歳前後の卒業生と20歳以上の学生を主とする機械技術者を目指す若い人との座談会)を2016年10月1日に神戸大学工学部本館2階 多目的会議室で開催致しました。
 経験豊かな機械技術者生活の一端を語っていただく卒業生として今回は、MH玉中宏紀様、MI小田陽一様、MJ加集慎二様の3名の方々をお招きしました。
 また、若い機械技術者(学生)からの参加者を募るにあたり、前回と同様に大学側のご協力をいただいた結果、4研究室から修士2年生3名、修士1年生3名、学部4年生6名、さらに今回は、『レスキューロボットコンテスト』あるいは『全日本学生フォーミュラ』への参戦を通じてエンジニア力の研鑚に努めている「六甲おろしチーム」から3名、「フォーミュラチーム」から4名の学部3年生、2年生も加わり、前回の参加者(9名)より10名も多い合計19名の学生の方々に参加いただいて開催いたしました。
 このほか、機械クラブ役員3名、一般会員7名にも参加いただき、座談会部会実行委員参加者11名を合わせて総勢43名で開催いたしました(添付の参加者名簿、および集合写真ご参照ください)。

 座談会の第1部では、お招きした3名の卒業生の方に、それぞれ下記のようなテーマに基づいてお話しいただきました。
(1)玉中宏紀様(MH):「異業種との技術交流が問題解決のヒントを生む」
(2)小田陽一様(MI):「レーシングカー開発に関わる話」
(3)加集慎二様(MJ):「変遷する社会ニーズに対応していける技術者を目指そう」
続く第2部では学生19名が3班に分かれ、それぞれの班において卒業生1名を囲む形式のフリー討議を行いました。
 第2部終了後、参加者相互の親睦を深めると同時に、第1部・第2部において消化不良のまま残ったものを幾分かは解消していただく機会として、工学会館の2Fで懇親会を催しました。

「アンケート結果」
 今回の企画内容や運営方法を始めとする座談会全般に対するご意見・ご感想を、学生および機械クラブ会員の参加者からアンケートを通じて聞かせていただきました。それらのなかには、『今後の研究を進める上でのヒントが得られた』、『機械技術者として必要な心構えを知ることができた』など、本会の開催意義を体得いただけたことが窺われる声が多く見られました。また、「経験豊かな機械技術者(卒業生)」の年齢層や業界、経歴などに対する要望のほか、より多くの学生の参加を望む声も寄せられていました。
こうした貴重なご意見に対して今後、座談会実行委員を含む関係者で検討の上、次回開催に向けて反映していきたいと思っております。

 最後になりましたが、ご多忙中にもかかわらず、本座談会にご出席下さいました学生の皆様、話題提供を快くお引き受け頂きました玉中宏紀様、小田陽一様、加集慎二様、機械クラブ会員の皆様、機械クラブ役員の皆様、そして各種役割・作業を分担頂いた座談会部会の皆様、親睦会でお世話になったKTC事務局の皆様に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
(終)

添付:参加者名簿、および集合写真
   ・日 時:2016年(平成28年) 10月1日 (土) 午後1時00分〜午後5時00分
   ・場 所:神戸大学工学部本館2階 多目的会議室(大会議室)および中会議室

参加者(順不同、敬称略)
《写真をクリックすると別画面で拡大写真が表示されます》
後列立席(左より):堀N、尾本I、櫻井I、平田Q、寺井I、副島Q、宇田I、竹内義I、酒井M、林(50)、常次P、小澤H、土井M
 松本H、山岡R、玉屋(21)、江口(22)、八十川P                          
前列椅子席(左より):丸岡、船間、北川、吉田、森、橋田、岡、西ア、中村友、加集J、小田I、玉中H、冨田O、永島H、坂口G
池北、南家、竹内孝、中村貴、八木、竹内優、小松、山本、金子、笠谷        

(座談会部会)