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◆機械クラブ総会 会長挨拶

  本日はご多用中のところ総会にご出席頂き有り難う ございます。 最近は気候不順で、 台風、地震が多発し、その上、 年金削減、介護保険料や税金増額等われわれ年寄りにも、若者にも益々暮らしにくくなってきました。経済環境も回復 基調で踊り場にあるとの事ですが、実態はまだまだ厳しく実感できません。
 母校の法人化が昨年4月から発足しておりますが、まずまずのスタートであると評価する人とえらい事になってしまった と言う人とがおります。私は後者であると見ています。大学の年間予算は約480億円ぐらいです。これに対し、 法人化にて合理化出来る筈であるから、毎年1%経費カット、病院は2%カット、授業料は値上げしてその分カット等人 件費比率が高い中での要求は対応が大変であると思います。
 それに大学運営を監査する事務官の派遣等も人件費は大学持 ち等国立を法人化することにて、学長に権限を与え、独自で自由活発な学校にするという当初の考えと少し違っているの では、とみています。 従って、我々同窓会運営についても周囲の環境を良く見て、どう活動するのがベストか、良く見極めながら前進してまい りたいと思います。 基本方針として
  1. 学校法人化立ち上がりに向けての支援―工学フオーラム、
     産学連携支援
  2. 組織の活性化―KTCとの一体化運営、情報ネットワークの活用
  3. シニア活性活動の展開―増加するシニア層に向け活力ある支援の展開
以上を各部会にて具体的に、皆さんのご意見をお聞きしながら細部をつめ実施 してまいります。
 今年は、私の任期最後の年にあたります。次の会長の選出方法等も含め、昨年の活動実績と来年度の活動方針をご審議いた だきますが、その他の項目で機械P回の 大橋忠晴氏が川崎重工の社長に内定しておりますので、我々としてどう祝意を表するかご意見を賜りたいと考えています。
 皆さんのご協力を得て意義ある総会となりますよう祈念して挨拶と致します。