機械クラブ平成18年度見学会
「大阪機工株式会社(OKK)本社・猪名川製造所」
(見学報告)
  
 
機械クラブ恒例の見学会は見学部会主催により毎年1回開催されている。平成18年度は 去る10月26日に大阪機工株式会社(OKK) 本社・猪名川製造所の受入れで開催された。 昨年同様、学生・大学院生にも参加を呼びかけ,学生(2年生) 1名を含む総勢20名の参加の下に開催された。 元教官の進藤先生を始め,昭和16年卒業の大先輩から19歳の学生まで幅広い参加者に恵まれた。

講演会
−展示場のようす−
−V工場組立ライン−
  見学会に先立って外壁がヨーロピアンカラーで塗装された技術センターでOKK土井 社長(MM回)から「工作機械業界の動向とOKKの状況」について説明を頂き,その後, 幸田取締役技術本部長から「最近のマシニングセンターについて」の講演をお聞きした。
最新の工作機械の構造・機能を学ぶと共に,土井社長の力強い説明で,工作機械業界が過去の繁閑の 繰り返しから脱皮し,2003年から続いている上昇傾向が今後も暫くは衰退することなく持続 する見通しであることを良く理解することができた。
工場見学
  工場見学は3班に別れて行った。OKK在籍の機械クラブ員が各2名ずつ随行され,案内と説明を担当して下さった。 工場内は活況を呈しており,土井社長の力強い説明をまさに裏付ける状況であった。
約1時間を掛け,ベッド・ コラムなどの大物加工場,中小形立型マシニングセンター組立工場,小形横型機組立工場等主だった工場をすべて 見学させて頂いた。
懇親会
  OKK殿の健保会館をお借りして懇親会を開催した。OKK在籍の機械クラブ員のうち,八十川常務や矢本品質 保証部長を始め,合計6名の参加を得て、19歳から86歳までの 機械クラブ員が一堂に会し、各人の近況報告などを中心に交歓を行った。
 
 大阪機工株式会社(OKK)の絶大なるご協力により当日予定したすべての項目を実施し 平成18年度の機械クラブ見学会は盛会裏に終了した。
来年度は学生・大学院生の参加数が増えるように一部仕組みを改善する予定である。