本日はお忙しいなか、また、東日本を襲った大災害の影響がじわじわとわれわれの生活にまで及び始めている厳しい折にも
かかわらず、多数ご出席頂き、どうもありがとうございます。 被災地のようすを繰り返しテレビで見るたびに阪神大震災の時の
ことも思い出され、胸が痛みます。 一刻も早い復興を共に祈りたいものです。
実はわれわれにとってはもっと身近な辛いお知らせがございます。 長い間機械クラブ会長を務められた田中和鶴海様が去る
2月27日に他界されました。享年88歳でした。 機械クラブとしては、有志が通夜と告別式に参列するとともに、弔電と供
花によって、田中様のご冥福をお祈り致しましたので、謹んでご報告申し上げます。
さて、私が機械クラブの会長に就任してから、はや(やっと?)1年が経ちました。 その間、役員はじめ会員の皆さまのご努力
とご協力のおかげで、予定されていた平成22年度の諸行事を無事遂行できたことをありがたく思っております。 機械クラブが活動
資金の一部を提供している学生フォーミュラチームが、全日本学生フォーミュラ大会の耐久走部門で、第1位に輝いたことは特に
うれしいニュースでした。
今年度は基本方針として、・同窓会活動の積極的推進 ・母校との連携強化
・組織の若返り・活性化活動の展開 の三つを掲げましたが、前のふたつについては何とか
合格ラインに達したか、と考えております。 しかしながら、“組織の若返り・活性化活動の
展開”はやはりなかなか手強く、現状と対策などを何回か副会長レベルで話し合ったものの、具体的な行動にまで結びつけることが
できませんでした。 最近機械クラブでは年会費収入が漸減しており、頭の痛いところですが、“若返り・活性化活動”を“年会費
収入増対策”とリンクさせながら、来年度以降推進して行きたい、と考えております。
また、当初の予定より1年後ろにずれましたが、来年5月からはわれわれ機械クラブがKTCというより大きな組織を牽引していく
必要があり、そのための準備をできるだけ早くスタートさせなければなりません。 今年度の基本方針のうち、“母校との連携強化”
を来年度は“母校・KTCとの連携強化”と改めたのはそのような理由によるものです。
このように来年度は今年度よりかなりタイトな年になりそうですので、私としては、気持ちを引き締めて取り組まねば、と考えて
いるところです。
ご出席の皆さまにおかれても、機械クラブの活動に対して、これまで以上のご支援とご協力を賜りますようお願い
申し上げ、私のご挨拶と致します。