○日 時:平成26年6月6日(金)8時50分〜11時20分 ○場 所:六甲ホール ○司 会:白瀬 敬一 教授 | |
| |
講 演 会 | |
|
講 師 : 古賀 進一郎 氏 (M55)(西日本旅客鉄道株式会社) 講演内容: まず最初に古賀氏のご略歴が紹介され,研究室では白瀬研究室で産業用ロボットに関する研究に取り組んでおられたとのこと.続けて西日本旅客鉄道の事業全般に関するご説明をいただいた.西日本旅客鉄道でのものづくりといわゆるメーカーのものづくりとの違いについて解説いただいた. その後,車輌開発における流体力学や機械力学などの機械工学における基礎学問の必要性とその実践について,1回生にもわかりやすく平易にご説明していただいた.いろいろな視点からいわゆる4力の重要性と応用をお話し頂いたので,後輩の1回生にとってはこれから学ぶ学問と実践のつながりがイメージできたのではないだろうか.また,東京大学は唯一実験車輌の走行路線を敷地内に有しているそうで,そのため東京大学と共同研究しているというお話があった.また,古賀氏が取り組んでおられる大型電池搭載車輌に関するご紹介をいただいた. また,古賀氏は学生時代には学生フォーミュラで活動されていたそうで,当時の苦労話やKTCMの支援に対する謝意が述べられた. ご講演の後には,学生からフォーミュラに参加していたのに何故鉄道なのかという質問があった.回答は,車に限らず動くもの全般が好きで,もともと研究室でロボットをテーマに選んだのもそれが理由だった,仕事として動くものに携わると考えたとき,鉄道は機械工学の全ての知識が必要とされるので挑戦したいと思った,というようなことであった.学生にとって大変刺激になったに違いない.(M50 林) |
機械クラブ国際活動奨励賞受賞者の成果発表・神戸大学工学研究科プレミアムプログラム報告会 平成25年度受賞者(所属学年は受賞当時) “8th Int. Topical Term WS on Two-Phase Systems for Ground and Space Applications, Germany” 五明 泰作 君(大学院工学研究科 博士課程後期課程1年) “Int. Conf. Power Eng.-2013, China” 本田 和也 君(大学院工学研究科 博士課程前期課程1年) “Int. Conf. Multiphase Flows, Korea; UK-Japan Seminar on Two-Phase Flows, UK” 小嶋 真平 君(大学院工学研究科 博士課程後期課程2年) “Int. Conf. Multiphase Flows, Korea” 青木 二郎 君(大学院工学研究科 博士課程前期課程1年) “Int. WS on Optical Terahertz Sci.& Tech., Japan; 13th Int. Symp. Nondestructive Characterization of Materials, France” 森口 彰久 君(大学院工学研究科 博士課程前期課程2年) “5th Int. Conf. Asian Soc. Precision Eng. & Nanotech., Taiwan” 田代 元 君(大学院工学研究科 博士課程前期課程2年) 神戸大学工学研究科プレミアムプログラム報告者 細田 将吾 君(大学院工学研究科 博士課程後期課程2年) 「先輩は語る講演会」とともに機械クラブ国際活動奨励賞およびプレミアムプログラム報告会が併催された.昨年度は規則が改訂され,国際活動奨励賞の受賞者数が上限6名となり,新入会員歓迎会での授賞式につづき,この度の報告会も人数が多く賑やかであった.いずれの報告でも,国際会議の雰囲気を伝えるための工夫があり,また,学部,修士と努力することにより国際会議での発表のチャンスをつかめる,という点が強調されていた.学生生活を楽しみながら,弛まぬ努力を,という先輩学生たちからのメッセージであった.プレミアムプログラム報告会では,ドイツ ハンブルグ工科大学に滞在した3ヶ月の経験,研究スタイルの違いや,ドイツ語を覚える工夫,帰国後も共同研究を続けていることなどを楽しくお話し頂いた.なお,細田君は報告会後に工学研究科からプレミアムアワードを授与されました.(M50 林) | |
本田君 青木君 小嶋君 | |
田代君 五明君 細田君 | |