「平成27年度 第2回機械クラブ理事・代表会」議事録

開催日時: 平成27年12月12日(土)13:00〜14:50
開催場所: 機械工学科C4-402教室
参加者数: 32名

◆議事概要

1.会長挨拶
 多大な功績を残された赤川浩爾先生が12月8日に逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。
葬儀はご家族で行われましたので、機械クラブからは弔電にて対応させていただきました。
 皆様ご承知のように、坂口先生が秋の叙勲にて瑞宝中綬章を受章されました。永年に亘る先生の研究教育活動が高く評価されてのことであります、先生は、機械工学科の卒業生として初めて機械工学科の教授になられ、このたび初めて叙勲を受けられました。卒業生として誠に喜ばしく大変誇りに存ずる次第であります。受章された名誉教授にご登壇頂く名誉教授は語る講演会についての詳細は、別途お知らせ致します。
 ところで若年層の会員の各種行事への参加数ならびに会費納入者数の減少傾向は同窓会の存続にもかかわる憂慮すべき問題であり、これまでも様々な改善努力がなされましたが、今だ根本的な解決策を見出すに至っていないのが実情であります。このような事態を改善し、KTCMの運営の活性化を行うために様々なご提言を賜り感謝致しております。KTCMの各部会においてご提言を参考にさせて頂き多方面から継続してKTCMの活性化を図るべく取り組んでおります。平田総務部会長を中心に検討された結果ならびに各部会における活動内容について報告頂く予定であります。忌憚のないご意見を賜りますようお願い致します。
 会長就任時にも申し上げましたように、同窓会は、同窓生という絆にて結ばれた団体であり、参加された方々が、旧交を温め、絆を深め、楽しい一時を過ごして頂く場を提供することが第一と考えております。さらに、同窓会を通じて、若手の会員ならびに学生諸君が先輩諸氏の目覚ましい活躍を目の当りにすることによって、確度の高い自身の将来像を思い浮かべることができ、それが機械工学科を卒業したことに誇りと自信をもたらし、将来の飛躍の駆動力となることを期待致しております。
 このような同窓会を目指して、KTCMでは同窓会活動の一環として、会員の皆様にご満足頂けるような様々な行事の企画・開催、教員・学生の研究支援・表彰、学生の自主活動支援などを行っております。
 KTCMの活動を一層充実させるためには、原資となる会員の皆様に納入頂きます年会費ならびに寄付金が不可欠であります。今後ともKTCMの活動に対してご理解を頂き、温かいご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2.機械工学専攻の近況
 磯野吉正専攻長から、学科構成、教員の異動、研究活動、学生の進路について幅広く説明を頂いた。
 トピックスとして内閣府・大型プロジェクトの紹介を頂いた。
 「SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)/革新的設計生産技術」24テーマが採択された。
 推進体制:神戸大学(白瀬教授)、ソフトキューブ梶Aキタムラ機械梶@予算2.5億円 期間H26年〜H30年

3.各部会の動きについて
   各部会長より資料にもとづき報告。   
(1)総務・HP部会(平田部会長)
 ・学生支援:全日本学生フォーミュラ大会にM(53)伊藤隆裕氏を派遣した。
  観戦記をホームページに掲載。
 ・ホームページを中心に広報活動に注力している。「思い出の記録集」を新設。メール一斉配信23件。
 ・「座談会寄稿文」を対象とした国立国会図書館のオンライン自動収集システムの運用が8月に開始された。
 ・今回310名の方に案内を差し上げたが回答者数145名(47%)、出欠可否は別にして回答をお願いする。
出欠回答推移
 H26総会第1回 理・代第2回 理・代
出席383032
欠席108121113
回答計
%
146
46%
151
48%
145
47%
回答無171161165
合計317312310
 
(2)財務部会(副島部会長)
 11月末現在の年会費納入者数 予算400名  実績229名(前受分は別に335名)予算比△342千円
 寄付は年会費重複納入26名を合わせ 予算300千円 実績409千円       予算比+109千円
 収入合計で予算比△233千円となっているが、支出が少なく収支均衡と予想している。
 ※ゆうちょ払込取扱票紛失による未納を改善するため納入リストと一体化する案が提案され承認された。
(3)機関誌部会(浅野部会長)
 ・KTC機関紙81号及び「機械クラブだより」第8号の編集(9月発行)。
 ・KTC機関誌82号 特集「科学技術イノベーション研究科」及び「機械クラブだより」第9号の編集中。
  (平成28年3月発行予定)
(4)講演会部会(白瀬部会長)
 ・「先輩は語る」講演会及び学生の国際活動報告を6月12日実施。
 ・「六甲祭協賛講演会」11月14日 講師:神野伊策教授 演題:機能性マイクロデバイスの新しい展開
  レスキューロボ、フォーミュラーカーの活動報告を同時開催した。
 ・「若手研究者は今」12月12日 講師:池尾直子助教
  演題:金属製バイオマテリアルの創製〜テーラーメイドインプラントと生体内分解性材料
(5)見学会部会(平田部会長が代行)
  9月9日(水)三田テクノパーク2社( @潟c潟^ A沢井製薬)参加者32名を計画したが、開催当日付近
 を台風18号が来襲する予報が出たため、前日夕刻に中止を決定し参加者に通知した。
(6)会員親睦部会(光田部会長)
 ・第162回: 4月28日 加西インターCC 12名参加。
 ・第163回: 7月21日 神有CC     11名参加。
 ・第164回:10月20日 ロータリーGC  11名参加。
 今年は参加者が少なく、各回生の副部会長の協力をお願いする。
 同時に部会長名で会員の皆様に案内を送付した。
(7)座談会部会(永島副部会長)
 ・第3回座談会「16回生から19回生の学生時代の思い出を語る座談会」を5月16日(土)工学部で開催。
  出席者12名機械クラブ役員5名。実行委員12名参加。懇親会をAMEC3で開催。
 ・「機械技術者生活を語る座談会」を新設し、その第1回を10月3日工学部で開催。
  話題提供者3名、学生9名、機械クラブ役員並びに希望者8名座談会部会実行委員12名が参加。
  懇親会を工学会館2Fで開催。
 ・従来の座談会を、新設座談会との混乱を避けるため、今後「基幹座談会」と呼ぶことにした。
(8)クラブ精密(平田部会長が代行)
 5月14日神戸市水道局大容量送水管整備事業「布引立坑」見学後総会を展望レストハウスにて開催した。
 参加者15名内正会員7名。
(9)東京支部(平田部会長が代行)
 ・KTCM東京支部総会7月15日 出席者14名。 講演:山根隆志教授「医療に活きる機械工学技術」
 ・KTC東京支部総会10月5日 出席者約80名(内機械クラブ12名)。機械クラブが準備、運営を担当。
(10)今後の予定
 ・「名誉教授は語る」講演会 坂口忠司名誉教授 日程調整中
 ・平成27年度機械クラブ総会 3月25日(金)16:00〜20:00 兵庫県私学会館
  講演会 深見特許事務所 国際特許グループ リーダー 佐々木眞人氏(PR)「グローバル特許」
 ・副会長会議 2月20日(土)午後 場所、時間は追って連絡。

4.KTC活動報告
 西下理事より資料にもとづき@KTC関連行事 A学生支援 BKTC体制について報告があった。

5.機械クラブ活性化について討議
 若手会員に興味を持ってもらえる行事企画、同窓会開催支援、メールアドレス登録増等の意見が出たが、
 会費納入者が会費制を導入した平成13年度の約1000名から漸減しており、今年度は600名弱まで減少
 する見込みである。
 具体的な施策は各部会で立案するとして全会一致で以下の目標に向け進むことにした。
  [目標] 会費納入者数 700名以上
(文責 MQ平田明男)
 
[後列] (30)尾野 Q平田PE井宮 O大和 I寺井 J馬場 G峰野 M酒井 K西下 M白岡 K野村K藪 (53)伊藤 K光田 (続く)
Q副島 H小澤 P常次 D山登 (30)白瀬 A杉浦 G井上
[前列] H永島 @山村 G坂口 進藤先生 P3辻 A井上 O冨田