| 1.日 時:平成28年11月12日(土)10:30〜12:00
2.場 所:神戸大学 六甲台 第I学舎206教室
下部の地図を参照ください。
3.プログラム
◇第一部 10:30〜11:30 講演会「機械工学先進研究」
講師:向井 敏司 教授
講演題目:「生体内分解性デバイスの材料設計」
講演要旨:
チタン合金などの金属材料は長期間にわたり高強度を維持するため,事故や疾患により治療が
必要となった生体組織の支持および固定用のデバイスなどとして,医療現場で数多く使用されて
います.一方で,生体組織が修復された後には人工デバイスは不要であり,CT撮像に支障を生じる
だけではなく,場合によっては炎症の原因となってしまうことから,時間の経過と共に生体内で
分解され,体外に排出される生体内分解性デバイスが最近注目されています.
我々の研究室では,生体必須元素であり,生体内分解性を示すマグネシウムに着目して,
各デバイスへの適用に向けた研究を実施しています.主に,骨固定用プレートシステム,組織拡張用
ステント,軟組織固定用クリップを対象として,必要とされる機能や機械的性質を付与するための
材料設計や組織制御について紹介します.
◇第二部 11:30〜12:00 学生活動報告
@ レスキューロボットチームの活動報告:展示場所は315教室です.
A フォーミュラカーチームの活動報告:展示場所は六甲台グランドです.
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