今年の神戸大学機械クラブ東京支部総会は、平成29年7月12日(水)19時から東京六甲クラブにて開催されました。神戸から機械クラブ副会長の平田明男様、機械クラブ理事の山岡高士様も掛けつけてくださり、総勢11名の方々にお集まりいただきました。
総会の部では、前塚支部長から平成28年度活動及び平成29年度活動計画の説明があり、了承されました。また井上幹事より平成28年度決算報告が行われ、了承されました。
近年活躍目覚しい「神戸大学学生フォーミュラ」の活動資金援助の件については、総会当日の懇親会費の中から寄付をすることとしました。
東京支部イベントとして、昨年は防衛装備庁陸上装備研究所を実地見学し大変好評であったため、今年も開催することとし、9月27日にJFEスチール(株)東日本製鉄所を見学します。同社OBの仲田卓司様、同社現役の北畑慶之様のご尽力により、最新鋭の製鉄設備に触れ、製鉄所における機械エンジニアの役割等を理解できるまたとない機会となります。詳細は機械クラブホームページをご覧ください。多くの会員の方々の参加を期待します。
続いて、講演会に移りました。今回はいすゞ自動車ご出身の黒田和之様(M27)に自動車会社における設計の情報システム化、設計プロセス改革について講演いただきました。20年にわたるCAD/CAM/CAE/コンカレントエンジニアリング等の取り組みについて実例を交えてお話いただきました。設計の情報システム化は単なるICT化ではなく、「社員の考え方の変革・教育そのもの」であることがよく分かりました。当日は参加者のご子息であり大学院で機械工学を専攻されている方も参加され、講演内容が大変参考になったようです。
その後、懇親会へと移り和やかに歓談が進み、最後に副会長の平田明男様に締めのご挨拶と東京支部への激励をいただき、無事閉会となりました。
首都圏には機械クラブ会員が540名も在住されています。今後とも、一人でも多くの卒業生の方にご参加頂きたく幹事一同からお願い申し上げます。今回、ご参加いただいた皆様、講師の黒田様、誠にありがとうございました。
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