平成29年度機械クラブ第2回理事・代表会報告

開催日時: 平成29年12月9日(土)13:30〜14:40
開催場所: 機械工学科C4-402教室
参加者数: 27名

1.冨田会長挨拶
  本日は年末のご多用のところ理事・代表会にご参加頂き誠に有難うございます。機械クラブ運営に格別のご理解とご支援を賜り篤く御礼申し上げます。
 今年は地球温暖化の影響に寒暖の大きな振れを伴う気候に見舞われ、北朝鮮情勢、最近のイスラエルのエルサレム首都承認をはじめ国内外の政治経済情勢の不透明さを深めつつ年末を迎えております。いつも同じことを申し上げ恐縮ではありますが、若年層の会員の各種行事への参加ならびに会費納入者数の目立った増加は認められず、同窓会活動を制限しかねない憂慮すべき問題であります。これに対して,会員の皆様から様々なご提言を賜り、多方面から継続して機械クラブの活性化を図るべく取り組んでおります。平田総務部会長を中心にご対応いただいている内容ならびに各部会における活動内容について報告頂く予定であります。忌憚のないご意見を賜りますようお願い致します。
 なお、私の任期が来年3月末で終了するのに伴い、会長選考規定に則り推薦委員会にて賛同頂いた次期会長候補を後程ご報告申し上げます。
 同窓会は,参加された方々が、旧交を温め、絆を深め、楽しい一時を過ごして頂く会員相互の交流の場を提供する様々な行事の企画・開催を行っております。さらに、同窓会での交流を通じて、若手の会員ならびに学生諸君が先輩諸氏の目覚ましい活躍を目の当りにすることによって、確度の高い自身の将来像を思い浮かべることができ、それが機械工学科を卒業したことに誇りと自信をもたらし、将来の飛躍の駆動力となることを期待致しております。
 機械クラブの活動を一層充実させ、教員・学生の研究支援・表彰、フォーミュラーカーやレスキュロボットなどの自主活動に対する支援を一層手厚くするための原資となる会員の皆様に納入頂きます年会費ならびに寄付金が不可欠であります。これまで以上に機会があるごと機械クラブの活動にご賛同頂くようご協力依頼をさせて頂いております。
 ご出席の皆様におかれましても今後とも機械クラブの活動にご理解を頂き、一層のご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 
2.各部会の動きについて
  各部会長より資料にもとづき報告。
 
  (1)総務・HP部会(平田部会長)
  • メールアドレス登録 2015年12月1594名(26%)を2018年50%以上の目標に対し→2016年11月1864名(30%) →2017年11月1965名(+371、31%)と増加できたが、目標達成が危ぶまれる、引続き皆さまのご協力をお願いする。
    機械クラブの活動をホームページでご覧頂くため掲載案内のメール配信が効果あり継続して呼びかける。メール配信実績18件。
  • 同窓会開催支援 M㉑+PA同窓会でメールアドレスの無い方37名に機械クラブの負担で問合せを出状した。
    他のクラスで開催にお困りの幹事各位は是非ご相談いただきたい。
     
  (2)財務部会(副島部会長)  資料にもとづき報告があった。
 
  • 11月末現在の年会費納入者数 予算700名  実績522名(内本年納入者194名) と未達の見通し。秋のKTC機関誌、機械クラブだよりが60才未満に 届かないことから、新規の納入者が少ない状況が続いている。
  • ご寄付は 予算300千円 実績318千円 予算比+18千円
  • 今年度収支見込 収入が予算比△470千円、支出が△314千円で次期繰越金が150千円減少すると予想。
    ◆ 本日ご列席の皆さまは近くの同窓生に年会費納入を呼びかけて下さい ◆
     
  (3)機関誌部会(浅野部会長)
  • KTC機関紙85号 専攻紹介記事「機能性薄膜と機能性デバイス」 神野教授
    「機械クラブだより」第12号の編集(9月発行) 機械クラブホームページに掲載済。
  • KTC機関誌86号 及び「機械クラブだより」第13号の編集中。 (平成30年3月発行予定)
     
  (4)講演会部会(白瀬部会長)
  • 「先輩は語る」講演会及び学生の国際活動報告を5月10日実施。
  • 「六甲祭協賛講演会」11月11日 講師:浅野等准教授 演題:宇宙構造物用二相流体冷却システムの実現に向けて』、レスキューロボ、フォーミュラーカーの活動報告、学生の国際活動報告を同時開催した。
  • 「若手研究者は今」12月9日
    講師:菊池将一助教 演題:ミクロ組織の改質による高付加価値材料の創製-「より良い」材料の創製を目指して−
     
  (5)見学会部会(尾野部会長)
  • 9月20 日(水)神戸大学海事博物館及び新明和工業轄b南工場航空機事業 参加者36名(進藤先生、学生7名を含む) 尚、新明和工業鰍フ工場見学では同窓生4名の方々に講演、お世話をいただいた。
    ◆来年の見学先について希望があれば尾野部会長まで連絡を乞う。
     
  (6)会員親睦部会(光田部会長)
  • 第170回はMQ回生のコンペとの同時開催を考えていたが、悪天候により日程変更して再募集した。参加者が少なく来年度に延期した。他回生も同時開催をご検討ください。副部会長の方々よろしくお願いします。
     
  (7)座談会部会(常次部会長)
  • 第5 回基幹座談会「学生時代の思い出を語る座談会(MK〜M㉓・PC)」を5 月20 日、工学部で開催。
    当該回生出席者20 名、機械クラブ役員3 名、座談実行委員14 名 合計37 名が参加。
    座談会後、工学会館で親睦会を開催。35 名参加
  • 第3 回機械技術者生活を語る座談会を10 月7 日、工学部で開催。 学生14 名、特別会員1 名、一般会員2 名
    機械クラブ役員3 名、座談会実行委員11 名 合計31 名が参加。
    座談会後、KTC 会館で親睦会を開催。26 名参加
     
  (8)クラブ精密(平田部会長が代行)
  • 第30回クラブ精密総会を6月2日開催した。
    @先端膜工学センター見学会 A冨山明男工学研究科長による30 周年記念石碑除幕式挙行
    B)懇親会開催 (詳細はKTCホームページ、KTC機関誌第85号P46をご参照下さい。)
     
  (9)東京支部(平田部会長が代行)
  • 幹事会開催 第1 回4 月26 日(水)、第2 回 5 月 5 日(金) 、第3 回 12 月5 日(火)
  • 機械クラブ東京支部総会開催 7 月12 日(水) 参加者:11 名(平田総務部会長が出席)
    講演:開発のデジタル化推進と教育 講師:M㉗黒田和之氏
  • 機械クラブ東京支部見学会開催 9 月27 日(水) 見学先:JFE スチール 東日本製鉄所 参加者:18 名(冨田会長が出席)
  • KTC 東京支部総会 10 月17 日(火) 機械クラブからの参加者:5 名
     
  (10)役員異動(平田総務部会長)
  • 退任 会員親睦部会副部会長 中田善雄氏(MM) 永年のご協力に感謝いたします。
  • 新任 理事、座談会部会員   島津登志成氏(M㉑)
  本件は全会一致で承認された。
 
  (11)今後の予定
  • 平成29年度機械クラブ総会 平成30年3月27日(火)16:00〜20:00 於兵庫県私学会館
    [記念講演会] 講師: 稲塚 徹氏 M㉛ ダイキン工業(株) 専任役員 テクノロジーイノベーションセンター 副センター長
    演題:『空調の技術革新、これまで、今、これから』
  • 副会長会議 2月10日(土)13:00〜15:00 神戸大学工学部にて開催、詳細は追って連絡。
     
3.KTC活動報告
 
  • 西下理事より資料にもとづき@KTC関連行事 A学生支援 BKTC体制について報告があった。
     
4.次期会長選出
  冨田会長より会則第5条及び会長選出規程に則り会長推薦員会を編成し推薦に当たった結果、平田明男氏(MQ)を次期会長として推薦する旨の提案があった。本提案は全会一致で承認され平田明男氏が次期会長に選出された。
 
5.機械工学専攻の近況
  田中克志専攻長から、学科構成、教員の異動、研究活動、学生の進路について幅広く説明を頂いた。
  • 2016年度から4学期(クオーター)制に移行した。今年度はGAP-TERM(2年次の6〜9月に講義を入れない)初年度に当たる。学生は海外のサマースクール、語学研修や国内でのインターンシップなどに参加し一定の成果が得られた。また、機械工学概論などの専門教育に関する特別講義を開催し64名が受講した。
  • 学生の進路は、学部生97名中80名が修士に進学予定と高い進学率になっている。一方、修士では78名中博士課程進学者は3名で、定員10名に達していない。社会人ドクターの受入れなども今後の課題である。
     
以上
(文責 MQ 平田明男)
 

集合写真(敬称略)
[後列] MQ平田 MP常次 PE井宮 M㉑玉屋 MI竹内 MI寺井 MJ馬場 (続く)
   〜 MM白岡 MK西下 MJ赤川 MK光田 MH松本 M㉚尾野 MQ副島 田中先生 M㉚白瀬
[前列] MM酒井 MH永島 M@山村 MG峰野 MK藪 MO冨田 進藤先生 P3辻 MA杉浦
[撮影M㊱浅野]