2021年度機械クラブ第2回理事・代表会報告

日時: 2021年12月4日(土)10:00〜12:00
場所: Zoom会議
出席者: 19名

1.平田会長挨拶
  おはようございます!
 本日は年末で何かとお忙しい中、ご出席いただき誠にありがとうございます。また、日頃より機械クラブの活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、今年の行事を振り返ってみますと3月の総会、6月の第1回理事・代表会は、Zoomでの開催とさせていただきました。
 また、「先輩は語る」講演会、六甲祭協讃講演会もオンラインで聴講いただきました。見学会、座談会は中止せざるを得ませんでした。大変残念な限りです。全学の行事では10月30日のHCDもオンラインでしたが、MA井上理文様が工学功労賞を受賞されました。まことにおめでとうございます。
 また、機械クラブでも支援しています学生フォーミュラーチームが初の総合優勝に輝きました。11月25日学内講演会講師として来訪されました寺師茂樹様(InP、トヨタ、(公)自動車技術会会長)より直接表彰されました。
 コロナの感染者数は、急速に減少していますが、ここにきてオミクロン株なる変異種が出現し新たな脅威となっています。今年度の主な行事としては3月の総会を残すのみとなりましたが、出来れば対面での開催が出来ればと願っております。

 機械クラブの活性化には、就任以来提唱して参りました通り、まず同期の皆様がまとまっていただくことが肝要と考えております。複数のクラスでZoomを使った同窓会を開催されています。対面で一同に会するには相当な準備が必要ですがZoomでは比較的手軽に開催が可能ですのでぜひ一度試していただければと思います。総務部会にご相談下さい。
 一方、大学、工学部に目を向けてみますと神戸大学創立 120 周年(2022年)、工学部創設 100 周年(2021年)など節目となる年が目前に迫ってまいりました。ご案内が参るかと思いますが、その節にはご協力のほどよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、機械クラブの活動の主目的であります母校への支援を継続するためには原資となります年会費及びご寄付が必須であります。ご協力いただいています皆様には心より感謝申し上げますとともに、同期の皆様への働きかけなどよろしくお願い致します。
 私の任期も残すところ4か月となりました。後ほど新会長推薦についての提案させていただきますのでよろしくご審議戴きますようお願い致します。
 
2.議事(資料@)
 2−1.2021年度各部会推進状況報告(資料にもとづき各部会長、代行者より報告)
  (1)総務・HP
 (谷部会長)
学生の自主活動に対する支援金をフォーミュラーと後日レスキューロボに贈呈. Zoomによるテレ会議を同期会にも活用していただく。
  (2)財務
 (副島部会長)
収入は、年会費89万円、寄付金30万円、KTC入会支援交付金18万円 懇親会費収入0万円 計137万円(予算181万円)
支出は、表彰関係 40万円、学生の自主活動支援35万円(フォーミュラー20万円、レスキューロボット15万円)、新入会員歓迎記念品21万円、機械クラブだより27万円、講演会講師謝礼6万円、東京支部支援金8万円、支出見込み計127万円(予算179万円)
懇親会を除きほぼ予定通り実行出来、次期繰越金を若干積み増しできる見込み。
  (3)機関誌
 (浅野部会長)
KTC機関誌93号及び「機械クラブだより」第20号(2021年9月発行)、機械クラブ便り21号(2022年3月発行予定)編集中。
  (4)講演会
 (白瀬部会長)
「先輩は語る」4月28日(水)実施。講師:西田 勇氏(神戸大学)(M56)演題:デジタルDXにおける機械工学の強み
「六甲祭協賛講演会」11月6日、講師:横小路 泰義教授
 演題:これからモノづくりを担うロボット技術
「若手研究者は今」12月6日、講師:寺本武司助教
  (5)見学会
 (尾野部会長)
今年度見学会については、コロナ禍のため中止。機械学会関西支部主催のオンライン見学会に2名参加したが機械クラブでの実施は困難と判断。
  (6)会員親睦
 (谷部会長代行)
第179回:4月9日(金)東条の森CC・宇浩二城コース、11名参加
第180回:天候不良で中止
第181回:10月8日(金) 東条の森CC・東条コース、12名参加
  (7) 座談会
 (玉屋部会長)
第8回基幹座談会、第6回機械技術者生活を語る座談会は、コロナ禍の影響がなくなるまで延期。
  (8) クラブ精密
 (谷部会長代行)
会員高齢の少人数のため休会とすることを総会に提案する。
  (9)東京支部
 (井上支部長)
支部総会は2022年2月ごろオンラインで実施の予定。
 
3.会長推薦委員会報告 (平田会長)
  会長推薦員会より委員会経過報告と次期会長にM㉑玉屋 登氏を推薦するとの提案があり、採決の結果全会一致で可決された。
4.KTCの近況 (白岡克之理事)
 
  1. 10月20日第2回理事会で2021年度前期の事業報告と収支決算、後期の事業予定と収支予定について了承された。収入の部では入会金192万円増、インターンシップ企業説明会賛助会費94万円増、支出の部では教育活動援助金として博士課程後期課程の奨学金、学生フォーミュラーチーム、レスコンチーム、転換導入教育、オープンキャンパス援助等に165万円納付した。
  2. コロナ感染拡大により教職員の渡航費用援助、学生の海外研究発表費用援助、外国大学の学生受入援助などが無くなり、2021年度教育援助金と学際的研究援助金予算計570万円の中345万円が余剰となる。固定化されている現行の学際的援助の対象を拡大し、学生フォーミュラーやレスコンのような学生の活動の援助、博士課程後期課程の奨学金制度の拡大、研究費の援助出来ないかを検討していくこととなった。
  3. 新入生の入会率 (工学部)58.33% (機械工学科)49.5%
  4. 機関誌No.93を発行(9月)昨年と同様 全会員に配布。
  5. 第15回ホームカミングウィークが今年もオンラインで開催された。工学功労賞の井上理文氏、佐川眞人氏および工学研究科長特別表彰の金丸恭文氏の表彰式もオンラインで行われた。
  6. 学内講演会を11月25日工学研究科LR501講義室とオンラインのハイブリッド方式で開催しました。 トヨタ自動車Executive Fellow寺師茂樹氏に「モビリティカンパニーへの変革」を講演頂き、学生フォーミュラーの総合1位の表彰もしていただいた。
  7. KTCの就職活動支援
    (インターンシップ企業合同説明会)をオンラインで5月26日と27日開催した。企業28社、学生244名が参加
    (リターンマッチセミナー)をB4、M2を対象に9月14日オンラインで開催した。企業11社、学生21名が参加。
    (キャリアセミナー)はzoomによるオンライン会議方式で、ブレイクアウト機能を活用しOB・OGとグループディスカッションを行っている。2021年10月8日から12月3日の間に13回業種別に開催する予定。
    (リケジョのきらりと光る優良企業)は理工系女子学生対象の企業説明会をオンラインで12月9日&10日開催する。企業63社が参加
    (きらりと光る優良企業)は2022年2月27日〜3月2日に最初の4日間はオンラインで最後の5日目は対面式で開催する予定。
5.機械工学専攻の近況 (浅野専攻長)
 浅野等先生より学科構成、教職員の異動、今春卒業・修了生 の進路、クォーター制の進捗状況/ギャップタームの昨年度の実績と今年度の取組についてご説明いただいた。
(文責 MQ 谷 民雄)