2022年度機械クラブ第1回理事・代表会報告

日時: 2022年6月4日(土)10:00〜12:00
場所: 機械工学教室 5W-301(対面とZoomのハイブリッド)
出席者: 22名(対面8名、Zoom14名)

1.1. 玉屋登 会長挨拶
  本日は、お忙しいところ、ご出席頂きありがとうございます。
 いつも機械クラブ活動にご理解・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 コロナ禍は2020年4月7日の緊急事態宣言から始まり、2年間経過しており、この期間の機械クラブ行事に大きな影響を与えました。
 その後、今年の3月25日の総会は、対面とZoomのハイブリッド方式で開催され、同日午後に行われました学位記授与式での機械クラブ特別賞などの表彰、4月8日の入学ガイダンスにおける機械クラブのご紹介とKTC入会案内は、学生諸子他出席者全員がマスク着用、対面方式で行われています。
 未だコロナ禍が収束せず、機械クラブ行事を全面的に対面方式で行うには至っていませんが、各部会、支部におかれては、状況をみてハイブリッド方式などの開催方法を採用するなどご検討頂ければと思います。
 後ほど総務部会長から行事予定の説明がありますが、9月にKTC代議員選挙管理委員会規程により各単位クラブにKTC代議員選挙管理委員会の設置を告示する予定で、機械クラブにおいても同委員会を告示前の8月に設置予定です。委員の選任を行いますので、その節はご協力をお願いします。
 機械クラブ活動の活性化は従来から課題になっております。会員が参画する縦と横の糸が結ばれる場が機械クラブであり、やはり横の糸を結ぶ同期同窓会の集まりが基本であります。未だ開催されていない同期の方には、声をかけていただき開催を呼びかけることを是非ともお願いします。
 また、会長就任後新たな課題も分かってきています。
 ご承知のように、2021年は神戸大学工学部創設100周年で本年9月には記念式典が開催されます。機械クラブは96周年です。会長就任を賜った直後、会員からのご意見もあり、機械クラブ会員である卒業生・修了生が巣立った大学院と工学部機械工学科の履歴を調べました。
 昭和56年(1981年)から26年間にわたり、理学・農学・工学の各部を母体とする学際的な組織である博士課程の大学院自然科学研究科の時代がありました。この期間に他の大学から博士課程に初めて入学して機械工学分野で3年間の研究期間を経て修了された方が、少数ではありますが確認されて、機械クラブ会員ではなかったことが分かりました。
 このような方には機械クラブ会員に相応しいのではないかとの会員のご意見があり、この対策として、機械クラブ会則第3条を改正して、新規会員としてお迎えしたいとおります。現在、会則改正案について検討しており、次回12月の理事・代表会に改正案をお諮りし、来年3月の総会で承認を頂きたいと思っております。その節はよろしくお願いたします。機械クラブの活性化が大きな課題ですので、各部会におかれては、各行事を進めていただきたくよろしくお願いいたします。また、活動を支える会費納入と寄附をよろしくお願いいたします。
 
2.議事(資料@
 2−1.2022年度各部会推進状況報告(資料にもとづき各部会長、代行者より報告)
  (1)総務・HP 学生の自主活動に対する支援金をフォーミュラーとレスキューロボに贈呈. Zoomによるテレ会議を同期会にも活用していただく。新入学生に対して機械クラブの紹介とKTCの入会勧誘への説明
  (2)財務 2022年5月23日現在の収入;年会費納入者  複数年既納者 304名、今年の納入者 67名 で年会費収入 742,000円  (予算1,008,000円)
寄付を頂いた方    8名  合計67,000円
KTCからの交付金は135,000円との連絡があった
  (3)機関誌  ・


       ・
機関誌95号(2022年9月)の編集中  「わが社の技術」には、島津製作所(95号)、川崎重工業(96号)に依頼予定
工学部100周年記念事業は、96号に掲載
「機械クラブだより」第22号(2022年9月)の編集中
  (4)講演会 「先輩は語る」 5月11日(水) 8:50〜
 講師: 佐藤 有香理 氏(キャタピラ)
 題目: 新入生に伝えたい3つのこと
 同時開催:学生の国際活動報告
  (5)見学会 今年度見学会については、コロナ禍のため中止。
  (6)会員親睦 第182回(04/08)東条・宇城コースは、17名の参加で行われました。
New faceが3人(M㉑、㉕、㉖)と若返りの兆しが見えます。
  (7) 座談会  ・


       ・
5月中旬に開催予定していた「第8回基幹座談会」は、座談会部会の幹事会をZoom会議で2回(2/20,3/20)開催し、5月開催はコロナの状況で困難と判断し延期とした。
一方8月以降開催に向けて、5/29に幹事会を開催し、工学部で、何とか対面式で開催を実施すべく継続して検討中。
第6回「機械技術者生活を語る座談会」は、2022年度は開催を見送る予定。
  (8) クラブ精密 会員高齢の少人数のため休会。
  (9)東京支部


       ・
第一回幹事会を2022年5月24日に対面で実施した。
東京支部総会は、準備期間を考慮し、本年9月頃にZOOM併用で実施することとし、今後、会場の確保、神戸との調整、講演者の確定等を進めていく。
東京支部見学会は11月頃に実施する方向で、検討を進めていく。
 
3.KTC代議員選挙管理委員会設置について(玉屋会長)
   9月にKTC代議員選挙管理委員会規程により各単位クラブにKTC代議員選挙管理委員会の設置を告示する予定で、機械クラブにおいても同委員会を告示前の8月に設置予定です。
委員の選任を行いますので、その節はご協力をお願いします。
 
4.機械工学専攻の近況報告
   浅野等先生より学科構成、教職員の異動、今春卒業・修了生 の進路状況が報告された。
 
5.KTCの近況 白岡克之理事 (資料A)
 
  1. 昨年度の社員総会はオンラインにより開催されたが、今年度の社員総会は2022年5月13日楠公会館にて、感染対策に配慮しながら対面式で開催された。52名の出席者のもと、2022年度定時社員総会、講演会および懇親会が開催され、無事終了した。
  2. コロナ感染拡大により学生の海外研究発表費用支援、外国大学の学生受入費用支援などが無くなり、支出が予算より約324万円減少した。事業活動収入3,875万円、事業活動支出3,309万円、収支差額566万円、正味財産28,811万円
  3. 来年度予算は今年度と同様に計上し、事業活動収入3,333万円、事業活動支出3,097万円、収支差額236万円の予定。援助金の対象を、学生フォーミュラーやレスコンのような学生の活動の援助、博士課程後期課程の奨学金制度の拡大、若手研究員の研究費の援助にも拡大する。
  4. 工学部100周年記念事業に対し、会館建設引当金を取り崩して3,600万円寄付する。学校やKTCが利用できるセミナールームを 現在のKTC事務局の1階に設置する予定。
  5. 理事役員の変更。 理事辞任:平田明男氏  理事就任:玉屋 登氏
  6. 総会後の講演会は 講師は大学院工学研究科長 小池淳司教授にお願いしました。 講演内容は『大学工学教育のビッグピクチャー』。
  7. KTCの就職支援
    昨年と同様に就職支援を行う予定。
    (インターンシップ企業合同説明会)を5月30日に神大六甲ホールで開催する。オンライン(企業20社)、対面式(企業17社)の予定
    (キャリアセミナー)はzoomによるオンライン会議方式で、ブレイクアウト機能を活用しOB・OGとグループディスカッションを行っている。2022年10月〜11月に13回業種別に開催する予定。 さらに昨年度と同様に今年度も12月に理系女子の就職ガイダンスも検討する。
    (きらりと光る優良企業)は時期を早めて1月と2月の2回実施する予定です。2023年1月17日〜1月19日(3日間)、2023年2月27日〜3月2日(4日間)
(文責 総務部会長 谷 民雄)