2023年度 第1回理事・代表会議議事録

日 時 : 2023年6月3日(土)10:00〜12:00
場 所 : 神戸大学工学部 多目的会議室(ハイブリッド開催)
出席者 : 対面12名 + Zoomオンライン9名  合計21名
議事内容:
会長挨拶
   本日は、お忙しいところ、ご出席頂きありがとうございます。
平素は機械クラブ活動にご理解・ご協力並びにご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
今回の出欠案内に対して、71名の回答があり、21名の出席です。
 ハイブリッド開催にあたり、浅野先生にZoom操作にご協力頂き、誠にありがとうございます。
 さて、コロナ禍は2020年4月7日の緊急事態宣言から3年半経過し、本年5月8日にはコロナ感染症が 2類から5類に変更されインフルエンザと同様な扱いになりました。同時に神戸大学新型コロナウイルス 対応の「神戸大学活動制限指針」は、レベル「1」から「0」になり、「通常」に戻りました。
 振り返ってみますと、この3年半は機械クラブ行事に大きな影響を与え、ITを活用した対面とZoomの 併用、すなわちハイブリッド開催が実現しました。同時に遠方の関東・中部地区の会員も参加する機会が 得られ、是非ハイブリッド開催を継続して欲しいとの声も頂き、コロナ禍を経た現在はハイブリッド開催が 定着することになり、機械クラブでもこれに対応する方針です。
 今年の3月24日の2022年度総会はハイブリッド方式で開催されました。
4月7日の新入生115名に対するガイダンスにおける機械クラブのご紹介とKTC入会案内は、対面方式 で行われています。
本年度の機械クラブ行事では、4月14日の親睦会部会活動を行っております。
 また、5月10日の講演部会活動をハイブリッド方式で行って頂き、国際活動奨励賞の報告、学生自主活動 のフォーミュラーチームFORTEKとロボット研究会「六甲おろし」チームには支援金目録を贈呈しています。 関係者の皆様に感謝申し上げます。
 機械クラブ活動の活性化は従来から課題になっております。会員が参画する縦と横の糸が結ばれる場が 機械クラブであり、やはり横の糸を結ぶ同期同窓会の集まりが基本であります。未だ開催されていない同期 の方には、声をかけていただき開催を呼びかけることを是非ともお願いします。
 また、会長就任1年間を振り返ってみますと新たな課題も分かってきています。
 3月24日の総会でも述べましたが、6年前の改訂以降、会則改訂が行われていませんが、会則全般の 改訂を本年度検討したいと思います。
 なお、会則第5条では会長の任期は2年であり、会長推薦委員会で推薦された次期会長候補者の合意を 得て、理事会で決定すると規定されています。今回の審議案件でご審議頂きたいと思います。
 機械クラブの活性化が大きな課題ですので、各部会におかれては、各行事を進めていただきたくよろしく お願いいたします。また、執行部である各部会の世代交代が重要な課題になっております。現在の理事で 手伝って頂くならば、大歓迎です。また、未だ執行部に参画されていない会員には、是非参画して 頂きたいと思います。さらに、各部会員の方には、知り合いの会員に積極的な勧誘をお願いしたいと思います。
 なお、活動を支える会費納入と寄附をよろしくお願いいたします。

1.報告事項
  2023年度機械クラブ活動実施状況

  総会後の各部会の動きについて以下の報告がありました。

部会 2023年度活動計画 2023年度活動実施状況
総務・HP
・学生自主活動支援(フォーミュラ/レスキュ−ロボ)
・メールアドレス登録の促進(生涯メール推奨)
・年度ごとの研究室代表の登録促進及びクラス会代表調整支援 各クラス会の開催支援
@ 連絡先の情報提供
A テレ会議システムの活用促進(機械クラブ Zoom利用法提供)
B 同窓会の開催報告のホームページへの掲載
C 同期会の思い出、教官の思い出のホームページ への掲載
・ホームページの改良と一斉配信の改善(一斉メール 配信ソフトの調査)
・KTC 事務局に配信作業を協力依頼する。
学生自主活動支援(フォーミュラ/レスキュ−ロボ)への支援金贈呈を5月10日に実施。
今後の機械クラブ会員の積極的な参画支援が望まれ検討始める。
生涯メールアドレスの推進活動継続実施。
2022年度卒業生に関してここ10年来登録できていない年度代表に代わり先ず研究室代表の登録を進めた。
コロナ収束後も執行部会議や総会などでZoom利用のハイブリッド開催により広く参加者を募った。
情報発信の強化の一環として機械クラブに関わる情報をKTCのシステムを活用して 即時対応の一斉配信を執行部の負担軽減しながら可能にした。
財務
・年会費の納入者を増やすため、コロナ禍で自粛して いた年会費納入お願いのメールを配信する。
 500 名超の年会費納入者を目標とする。
・機械クラブだより別冊の年会費納入者名簿の作成。
 24 号は 2023 年の中間報告
 25 号は 2023 年の結果報告
収入は
年会費の納入者が5/24時点で357名と低調。
  今年の年会費納入者は55名
  302名は既納者
寄付は高額の寄付を頂き679,000円と助かる金額になった。
KTCからの入会協力金は 145,000円
5/24までの収入合計は繰越金を除いて
           1,538,000円
支出は同時点で
 表彰         240,000円
 学生支援       350,000円
 新入会員記念品    167,090円
 機械クラブだより23号 197,882円
 講演会         40,000円
 支部部会支援金    900,000円
その他合計で 110万円強の出となっている。
機関誌 下記原稿の編集
・機関誌97号(2023年9月)
・「機械クラブだより」第24号
          (2023年9月)
・機関誌98号(2024年3月)
・「機械クラブだより」第25号
          (2024年3月)
下記の原稿を執筆中(〆切6月30日)
・機関誌97号,単位クラブ報告
 2022年度機械クラブ総会の内容にて執筆
・「機械クラブだより」第24号
 機械クラブ会長挨拶,機械工学専攻の近況,2023年度第1回理事会・代表会, 「先輩は語る」講演会,機械クラブゴルフ同好会第184回,185回コンペの内容にて執筆
講演会 ・「先輩は語る」 5月10日(水) 8:50〜
 講師:村松 瑛 氏
 (日立GEニュークリアエンジニアリング)
  2018年3月D課程修了
 同時開催:学生の国際活動報告
 100年記念館六甲ホールで開催
・「機械工学先進研究」 10月or 11月
ホームカミングデイ あるいは 六甲祭協賛講演会に合わせて開催
 講師: 新任の准教授(予定)
同時開催:学生フォ−ミュラ,レスキューロボ活動報告
・「若手研究者は今」
 12月2日(土) or 9日(土)
 講師: 上杉 晃生 助教(予定)
□ 「先輩は語る」 を5月10日(水) 1限に開催した。
学部1年生導入教育「初年次セミナー」での開催であり、現地では学生、学内教員が参加。Webでも配信。
学生の国際活動報告を同時開催した(6名の内、3名が現地で報告。3名分は提出資料に基づき報告)。
学生課外活動援助の授与式を行った(FORTEKは参加。六甲おろしは欠席)。
□ 「機械工学先進研究」 講演会
ホームカミングデイ(10月28日) あるいは 六甲祭協賛講演会に合わせて開催
講師: 中楯龍准教授(主配置:医療創成工学専攻)に依頼予定
同時開催:学生フォ−ミュラ,レスキューロボ活動報告
□ 「若手研究者は今」 講演会
開催日:12月2日(土) を希望
講師: 上杉 晃生 助教(予定)
見学会 まだコロナ終息には至っておらず、見学会を企画する初夏頃の状況で、開催可否を判断予定。 開催可としても、今回は15名程度の少人数での開催とし、見学会後の親睦会は引き続き見送りの予定。 見学候補先として検討中の関西ゲートウエイ(クロネコヤマト/茨木市)の予約受付は、 @予約は1ヶ月前から受付A1グループ5名までの予約で最大20名迄と以前より厳しくなっている。 条件緩和の見込みも不透明で他所も検討する。(松下幸之助記念館@門真など)
会員親睦
・参加者数は若返りもあって、充実傾向にある。
・夫人参加で親睦を深め、かつ充実の兆し
*2023 年度は
   4/14 宇城コース
   7/14 大蔵コース
   10/13 東条コース で計画。
第185回 東条の森 宇城コース 4/14
     参加者16名で開催済み

7/14 大蔵コース  10/13 東条コース
で計画

婦人と若手参加も促進し活動を活性化し年代間の交流も進めて行きたい
座談会 2023年度も2022年度同様基幹座談会を下記予定で計画。
次回基幹座談会も、第8回同様、ハイブリッド方式で あるテーマの話題を元に意見交換する形式で開催。
・第9回基幹座談会:6〜9月
・第10回基幹座談会:10月〜12月
座談会部会を6/10にZoomで実施し、座談会の開催時期と話題提供者候補者の検討を行う予定
機械技術者生活を語る座談会の復活に向けて検討
・第9回基幹座談会 : 8月下旬
・第6回機械技術者生活を語る座談会 :
           11月上旬
開催方法は、ともに第8回基幹座談会同様ハイブリッド形式とする。
クラブ精密 クラブ精密は、休会中とする クラブ精密は、休会中とする
東京支部 コロナの状況がすこしずつ好転しているので、東京支部の活動も徐々に再開していきたい。
2023年度には、幹事会をなるべく対面で実施していく。
・東京支部総会についても、可能であれば7月に実施 を計画する。
・東京支部見学会もコロナの状況次第であるが、なる べく実施する方向で検討を進める。
・新年会も可能であれば実施したい。
・KTC東京支部の活動にも積極的に参加したい。
・現時点では支部活動の実績はなし。
・近日中に幹事会を実施し、機械クラブ東京支部総会等について検討する予定。
・KTC東京支部の活動に関しては、10月頃にKTC東京支部総会を行う計画で、幹事クラブのCSクラブと調整中。
理事 
 ・代表会
第1回理事・代表会 6月3日(土)予定
第2回理事・代表会 12月2日(土)予定
本日 第1回理事・代表会ハイブリッド形式実施
総会 2024年3月26日(火)予定  
その他
卒業生 8,456名    現存会員数 6,595名   物故者 1,861名
      メールアドレス登録車数 2,197名(33.3%)         (2023/3/24時点)

2.審議事項
1)組織及び人事(財務部会長交代関係)
 ・財務部会長の交代につき審議され全会一致で承認されました。
  (新財務部会長) 稲見昭一氏 M㉚  (旧) 副島 宗矩氏 MQ
  なお実際の引き継ぎ交代は2023年夏を目処に実施する。(会費納入集計作業など完了後) 
  この交代人事に関する発効日はその引き継ぎ日とする。
2)会長推薦委員会の設置について
・以下の資料にて会長から説明と提案があり、まだ会長任期が2年目であることから本年度は会長推薦委員会の設置は見送ることが全会一致で承認された。
    会長推薦委員会設置(審議)20230603
3.その他
@ 組織表
   ・最新版の組織表は機械クラブ役員一覧表20230605改訂を参照ください。
A その他来年度に向けて意見として旧財務部会長が監事に就任する慣例を紹介された。
副島 宗矩氏 MQが次回の2023年度総会時監事に就任予定として、柄谷 祐司氏 MPが退任する人事案を次回の理事・代表会へ提案することとした。
なお、退任予定の副島財務部会長、就任予定の稲見次期財務部会長及び新規に就任した栗本遼講演会部会員からご挨拶があった。
B 報告事項
・機械工学専攻の現況報告が横小路専攻長から行われた。
 2023年度4月の人事異動
 昨年からのエネルギー費の高騰により運営費が圧迫されている事
  来年度入試から多様な資質を有する受験生にさらに幅広く受験の機会を提供出来るように一般選抜
 後期日程での定員を大幅増とする報告があった。
・KTCの近況報告が白岡理事より行われた
新入生の入会率
2023年度新入生の2023/05月現在の入会率および入会者数は次の通りです。
工学部1年生の入会者数 201人、入会率35.20%(機械 37人、34.9%)
昨年同月より入会者で22人減少、入会率で4.1%減少。
『会員部会』で入会者増加対策を立てた通り、学生への説明会や講演会などでKTCへの入会を丁寧に勧誘していく。
大学への援助金について募集対象を拡大。(2022年度予算 6百万円)
(前期分  総額 ¥3,193,764- )
・学生の海外派遣援助金申請は無(0円)
・外国大学の学生受入援助 (台湾国立成功大学2名 ¥93,764-)
・学生の自主活動支援 ( レスキューロボット 40万、フォーミュラーカー 50万、
    プロジェクト福良 ギョギョタウン・古民家カフェWhirlpoolの改修 25万)
・若手教員への研究プロジェクト支援 (建築・技術職員1名 、
    電気電子・特命助教1名、機械・助教1名 計105万)
・その他90万を含めて上記の総額 ¥3,193,764-が決定し履行されている。
  (後期分  総額 ¥2,216,000- )
・優秀学生表彰(6名)(12万円)
・教員の海外研修援助(機械専攻・上杉助教・ドイツ・25万円)
・学生の海外研修(メルボルン大学へ30名150万円、その他4名・30万円)
  2022年度援助金総額 ¥5,409,764-
  2023年度援助金予算 ¥5,800,000-
「神戸大学創立120周年記念募金」
令和4年12月25日、神戸ポートピアホテルで、神戸大学創立120周年記念式典が開催された。
なお、寄付金の目標額30億円(2019年12月〜2024年3月末)に対し、同窓会全体へは16.5百万円、 KTCへは3.7百万円の寄付依頼があり、寄付を決め、納付しました。
収支決算 
(収入)    37,615千円  (入会金収入 13,950千円(△1,650千円)含む)
(支出)    42,832千円  (120周年寄付 3,700千円含む)
(収支差額) △5,217千円
(前期繰越金) 18,379千円  (次期繰越金)13,162千円
2023年度定時総会
5月26日 2023年度定時総会が楠公会館にて対面式で開催された。総会終了後、神戸大学 数理・ データサイエンスセンター長 小澤 誠一教授、(株)インプレス編集主幹 田口 潤氏(SF)に、 DXについての日本の現況、大学教育、産学連携を核にご講演いただき討論会が開催された。
工学部100周年記念事業へのKTC提案について(2022年2月14日)
工学部100周年記念事業募金における主要、記念事業内容に賛同し、学生を主体とした人材育成の ための教育環境整備への支援を行う事を目的に、KTCより神戸大学工学部に寄付を行う。
教育環境整備事業として、工学会館を拡張して、セミナールームを建設し活用することを希望・提案した。 これに基づいて8月5日寄付金申請した。
現在、工学研究科、本部施設部において、仕様の作成や、今後のロードマップを協議中とのこと。
KTCの就職支援活動
(インターンシップ企業合同説明会)を5月30日に神大六甲ホールで開催した。
オンライン(企業20社)、対面式(企業17社)
参加学生(158名)
(リターンマッチセミナー)を9月14日に、大学院不合格者や就活中の学生を対象に、オンライン会議方式で、開催している。
企業(49社)
参加学生(34名)
(キャリアセミナー)はzoomによるオンライン会議方式で、ブレイクアウト機能を活用し OB・OGとグループディスカッションを行っている。
2022年10月〜11月に13回業種別に開催した。
参加企業(52社)
(きらりと光る優良企業)は昨年より時期を早めて、2023年1月17日〜1月19日、2月27日(計4日間)開催した。
 参加企業(対面式 82社、リモート59社、計141社)
 参加学生(対面式 232名、リモート125名、計357名)
以  上

(文責:総務部会長 中瀬古 広三郎)