同窓生を中心として、話題提供者と共に交流の輪を広げ、親密度を高め、絆を強めることを目的として、毎年1回(6月頃)開催しています。

1.日 時

 2025年6月7日(土)
 14:45~18:00
 (内 親睦会16:30~18:00)

2.場 所

 神戸大学工学部5W-301講義室

3.出席者

 別紙
 (対面:23名、オンライン参加:6名、計29名)

4.議 事

(1)開会のあいさつと講師紹介(井宮部会長)
 第11回基幹座談会を企画しましたところ、オンライン参加の方を含めて29名もの方にご参加して頂きありがとうございました。特に、今井専攻長を始め3名の先生にご出席して頂き、また、3、4年の学生5名にも参加して頂きました。ありがとうございました。
それでは、(株)神戸製鋼所で長年に渡って、発電設備の建設に携わってこられた1983年卒の辻辺様にご講演をお願いします。
(2)話題提供「エネルギー政策に準じた電力事業における取組について」
 1983年卒 P12 辻辺 博一
(株)神戸製鋼所 電力事業部 神戸発電所勤務
 <要旨>
 日本を取り巻くエネルギー情勢は、「ロシアによるウクライナ侵略や中東情勢の緊迫化」、「DXやGXの進展に伴う電力需要増加見込み」、「カーボンニュートラルに向けたアプローチの拡大」など、大きく変化しています。
このような中、エネルギー政策の要諦であるS+3E(安全性、安定供給、経済効率性、環境適合性)に貢献すべく取り組んでいる電力事業について紹介致します。
(3)質疑、意見交換
(西脇)ロードマップで高効率化が挙がっていたが、世の中のトレンドは石炭火力からLNGだが、そのような取り組みはないのか。
(辻辺)石炭火力の設備をガス火力の設備に改造することは極めて困難(蒸気タービンをガスタービンに変えるなど)です。
(西脇)CO2吸着、CCS(二酸化炭素回収・貯留)などにも取り組む必要があると思うが神鋼はどう考えるか?
(辻辺)当社はCN(カーボンニュートラル)への挑戦をアンモニア20%混焼から始める。将来的にはアンモニア高混焼、CCSやCO2吸着等の技術開発が進むと思うので、その時点で最適な技術を選択してCNへの挑戦を進めていく。
(白瀬)ロードマップでカーボンニュートラルに向けての2040年の削減見通しが妥当と考えているのか。国の方針も本当に成立するのか。
(山岡)神戸大から立ち上げたベンチャー企業でメタンから化成品を作る取り組みを行っている。この様なカーボンを還流させる取り組みが課題。
(井宮)学生に向けて、どんな勉強が必要か。
(辻辺)学部卒だが、教科書に載っているような、梁のたわみの公式とか、ベルヌーイの定理やボイルシャルルの法則などが役に立った。会社へ入ってからの方が勉強した。
(井宮)将来、プロジェクトを引っ張っていくためにはコミュニケーション能力や語学力も必要。企業の学生に対する期待度がこれまで以上に高まっている。
(中野)石炭火力が嫌われているのはマスコミと金融分野だが、同調する金融機関が脱退しつつある。この様なトレンドもあるので、複眼で見て、自分で考えることが重要。特にCO2に関しては状況が複雑なので複眼思考が重要。
(4)閉会挨拶(井宮部会長)

5.写真撮影

6.親睦会(場所:工学振興会館2F)

 対面で出席されたメンバーが出席し、和気あいあいと話題提供者、先生方、学生を囲んで2時間弱の間ではありましたが、有意義な懇談をすることができました。
 【出席者一覧 順不同、敬称略】
 (オンライン参加)
 冨田、常次、中野、西尾、舟橋、近藤
 (対面出席)
 今井、鈴木、林、永島、松本、白岡、平田、山岡、小嶋、玉屋、田中、井宮、西脇、河合、白瀬、辻辺、松田、高倉、伊藤、元家、露口、岡村、松尾

文責;井宮、田中


過去の報告

2023年以前の情報は、「旧ホームページ」をご覧ください。