第2回座談会 「西代から六甲台への時代と
大学院修士課程設置時代の思い出を語る座談会」(報告)

開催日時: 平成26年12月6日(土)12:50〜16:50
開催場所: 工学部本館2階 多目的会議室(大会議室)2、3(D1−202,D1−203)
参加者数: 26名

 我々の機械クラブでは、これまでも同学年の同窓生の親睦と交流を図る回生ごとの同窓会が適宜開催され、その様子は機械クラブのホームページに掲載されています。これに加えて、新たに回生・年齢を跨いでの同窓生の知己を得て、機械クラブ全体の会員間の親睦と交流を増進するための集いとして、数年に亘る同窓生が一堂に会し、思い出を語る座談会を提案しました。先の「機械クラブだより−第6号−」(2014(平成26)年9月1日)にその報告が掲載されています。そこでは第2回座談会を2015年の同じ日に開催したいとの願いが記載されています。これに対し、年に1回程度の開催では、年齢を跨いだ同窓生の交流は遅々として進まないのではないかとのご意見をいただきました。このご意見はごもっともなことです。そこで「西代から六甲台への時代と大学院修士課程設置時代の思い出を語る座談会」と題して、第2回座談会を12月6日(土)に同じ会場で開催いたしました。
 第2回座談会には、10回生から15回生まで、各回生2名の合計12名の同窓生が出席されました。ここに掲載されている機械クラブ関係者を含む全員の集合写真と出席者名簿をご覧いただければと思います。
 座談会の構成は前回と同様で、2部構成です。1部では、前回にも一部お話しいただきました西代・松野学舎から六甲台の新学舎への移転時の経験、両学舎と周辺の環境の比較から、学生の苦労の数々などが、時代背景と共に語られました。ついで学部の上に大学院修士課程が設置されたときの状況、入学生の確保にまつわる大学、学生、企業を巻き込んだ苦労話などが披露されました。
 次いで2部では、出席者に加えて機械クラブの役員並びに実行委員も加わって、夏季の工場実習、就職活動、卒業研究の研究室選び、卒業研究テーマの選定と研究状況、特に手計算、手動回転式計算機、リレー計算機、コンピューターの使用の対比など、日本の経済的状況と世界的科学・技術の発展の様子などが語られました。
 座談会終了後にKTCの進藤清子さんらのご尽力で持たれた工学会館2階における懇親会では、ゆっくりと腰掛けて初対面の人とも語り合い、木本恭司氏による「よし笛」の演奏を楽しみました。お料理もお酒も美味しかったです。六甲から見る神戸の夜景はいつもながら美しいです。
 当日は、この冬最初の大寒波の襲来でした。それにも拘らず、遠方からのご出席も得て無事終えることができました。これは一重にご出席くださった皆様並びに関係各位の熱意とご尽力の賜物です。ここに記して感謝の意を表させていただきます。
 なお、第1回座談会の場合と同様に、ご出席の皆さんに、当日話された内容を中心に適宜思い出を追加した文書を作成し、機械クラブのホームページ中の「寄稿文集:思い出の架け橋」へ寄稿して下さいとお願いしました。沢山の寄稿文が掲載されると思いますのでご期待下さい。
 第3回座談会を、2015年5月15日(神戸大学創立記念日)頃に開催する予定です。
(座談会部会)