「平成23年度 機械クラブ総会・講演会」報告

開催日時: 平成24年3月23日(金) 
開催場所: 兵庫県私学会館 神戸市中央区北長狭通4丁目3番13号
参加者数: 総会約50名,講演会約70名

【1】総 会       16:00〜17:15 私学会館
1. 会長挨拶
  冒頭 藪会長から 逝去された顧問・上西圭治氏 および宮脇繁雄氏,ならびに理事・菊本廉氏に哀悼の意が表せられた。 また会長に就任以来、力を入れていた同窓会活動は増加 したが、KTCとの連携強化や組織の若返りはさらに努力を続けることを強調された。 平成24年度からKTCの運営を機械クラブが担 当することとなるが、新法人の平成25年4月発足までの移行期として KTC理事長を竹水会の田中初一氏にお願いし、KTC常 務理事を機械クラブが担当することとなった。 そのため藪会長は機械クラブ会長を一期延長し、機械クラブ会長とKTC常務理事 を兼務する。 「機械クラブ会員の皆様や役員の皆様のご支援・ご協力をお願いしたい」旨の挨拶があった。
2.報告事項
 1号議案 平成23年度活動実績と平成24年度活動予定
  資料 に基づいて西下部会長が「活動実績」と「活動予定」全体の説明を行い、特に異議無く承認 された。
 2号議案 平成23年会計報告および監査報告
  柄谷財務 部会長から、“収入”と“支出”の主な項目についての内容と金額が説明さ れた。 それに対し、松本監事からは 「厳正、かつ慎重に監査を行った結果、 正確・適正な会計処理が行われ ていることを確認できた」との監査結果が報告された。
3.審議事項
 3号議案 平成24年度組織・人事
  藪会長から「顧問・ 上西圭治氏、宮脇繁雄氏および理事・菊本廉氏のご逝去に伴い、また大学の人事異動などに伴う副会長・ 理事・顧問の異動を行う」 との説明があった。 新しい組織・人事は 特に問題 なく承認された。
 4号議案 平成24年予算
  資料に基づいて、柄谷財務部会長 から平成24年の予算について説明があった。 平成23年未実施の母校支援・環境整備費が発生するた め支出が平成23年に比べてやや増加している旨説明があり、審議の結果異議なく承認された。
4.KTC関係の話題
白瀬専攻長による近況報告
   配布資料に基づき、藪会長からKTC関連の事項が報告された:
1)KTCは“一般社団法人”への移行を選択し、理事会の了承を得
  た。 平成24年6月には 兵庫県に対して認可申請をして、平成
  25年4月1日に登記の予定である。
2)KTCの経費節減の一環として、KTC機関誌の頁数を削減するこ
  とになり、機関誌74号は約40%削減し64頁で3月に25,000部発
  行した。さらに、機関誌75号(9月発行)は WEB版で発行し、印刷
  物としては5,000部に削減する予定である。
3)KTCの運営は現在の竹水会(電気・電子系同窓会)から、平成24
  年度は機械クラブで担当することになっているが、平成25年4月
  新法人設立への移行期であるので 理事長を現理事長の田中初
  一氏(竹水会)にお願いし、常務理事を機械クラブが担当すること
  になった。 平成25年度からは理事長を含めて、機械クラブが運
  営を担当することになる。
5.機械工学専攻の近況
  白瀬敬一専攻 長から、教員の異動、女性教員の採用、学生の定員・進級率・海外での発表件数等につき幅広く説明を頂いた。また、次年 度専攻長は阪上隆英教授であることが紹介された。
6.
  今年度の
各種表彰は次の通りである:
・機械クラブ賞    中井 善一氏  (大学院工学研究科機械工学専攻 教授)
・KTC理事長賞    田村 英樹氏  (大学院工学研究科機械工学専攻 博士課程前期課程2年)
・機械クラブ会長賞 山口 明宏氏  (大学院工学研究科機械工学専攻 博士課程前期課程2年)
             大橋 紀世鷹氏 (大学院工学研究科機械工学専攻 博士課程前期課程2年)
・機械クラブ国際活動奨励賞
             大森 英明氏  (大学院工学研究科機械工学専攻 博士課程前期課程1年)
  
【2】講演会      17:20〜18:30 兵庫県私学会館
   住友ゴム工業(株) 研究開発本部長兼材料開発本部長 中瀬古広三郎氏(M(24)) を 講師に招き、「自動車用タイヤとその開発動向」という演題でご講演頂いた。  講演会には卒業・修了生 も参加し、中瀬古氏による熱のこもった講演に耳を傾けた。  講演概要については別途報告する予定である。
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