第1回座談会 「西代時代の思い出を語る座談会」(報告)

開催日時: 平成26年5月15日(木)13:25〜17:00
開催場所: 工学部本館2階多目的会議室
参加者数: 32名

 我々の機械クラブは、既に持たれている同学年の同窓生の親睦と交流を図る回生ごとの同窓会に加えて、新たに回生・年齢をまたいでの同窓生の知己を得て、機械クラブ全体の会員間の親睦と交流を増進するための集いを持つこととしました。その試みの一つが、別示の提案書にある座談会です。本企画は、2月21日の機械クラブの副会長会議における慎重な審議を経て、3月25日の総会において承認されました。
 その第1回が、新制神戸大学工学部創立65周年を記念し、「西代時代の思い出を語る座談会」と題して、神戸大学創立記念日の5月15日に、工学部本館の会議室で開催されました。出席者は、10年余の西代学舎に学んだ学生と機械クラブ関係者の32名です。出席者名簿と全員の集合写真をご覧いただければと思います。
 座談会は2部に分かれています。
 1部では、@神戸工業専門学校機械科と精密機械科から神戸大学工学部機械工学科への移行時には、1回生の入学式が4月でなくて7月であったこととそのしわ寄せ、
A工専と工学部が併存していた時期の学生の様子、
B学部の上に大学院修士課程が設置されるまで設置されていたが見落とされがちな機械工学専攻課程の様子、
C西代・松野学舎から六甲台の新学舎への移転時に経験した学生の苦労の数々などが、
当時の学生の体験談として語られました。
 コーヒーブレイク後の第2部では、出席者の皆さんは、
@戦後の貧しい生活の中、バラック同然の哀れな木造学舎で学び、設計製図、実験、実習に怪我をしながらも汗を流し、卒業研究に苦労した思い出や、
A企業の工場見学、工場実習などの思い出と、それを基盤として高度成長期に力強く羽ばたいた卒業後の活躍について、生き生きと昨日のことのように熱く語られました。
 座談会終了後にAMEC3で持たれた総務部会担当の懇親会では、時の経つのも忘れて、番外編が語られました。
 第2回座談会が2015年5月15日(神戸大学創立記念日)頃に開催されることを願っています。
(座談会部会)